復興に向かって今

2011年3月11日。

東日本大震災が発災し、特にも東日本の太平洋沿岸は大きなダメージを被りました。

私の故郷 岩手県大船渡市もまた、大きく被災しました。

懸命の復旧・復興・支援活動によって街が再び形作られようとしています。

その傍らで、不便な生活や心の痛みから解放されていない方々もおります。

そして、以前から心配されていた事ですが、若い方々が地域から出ていくことが一段と進んでいます。

必ずしも望んで離れていくのではなく、また多くの親御さん方が、地元に残ってほしいと願う中学、高校を卒業した方の約9割が、地元を離れて行き、戻る事ができる方はごく少数です。

 

魅力ある「地元」に向けて

私が故郷を離れた時と同様、地方には学ぶ場所、働く場所が少なく、将来について地元で考える時間も少ないという現状があります。

もちろん、地元に残るだけが道ではないのですが、「地元」という選択肢のそのものが希少価値になってしまっています。

これから社会人になろうとする人たち、その親御さん達にとって、「地元という選択肢」がもっと身近なものであるようにしていこう、と活動を始めた方からお声がけを頂きました。

地元を離れずに学べる環境。

働きながら学べる環境。

地元でも最先端に触れる事のできる環境。

地元にいて、将来を描ける環境。

地元の課題を洗い出して、活性化へ繋げる環境。

小さくても現状に光を与え、「かわらずにある故郷(ふるさと)」の為に必要な事ではないだろうか。

 

「かわらずに、いつもそこにある故郷(ふるさと)のために」

「これまで歌うことだけの僕が…」という想いもあり、それでは、何ができるの?

自信も有りませんでしたが、僕も同じ地元を想う気持ちで、代表への就任を引き受けました。

形態、まちづくり団体には珍しいけど、馴染みのある”株式会社”。

社名は、地域の活性化を総合的に研究しようという目的そのままに「地域活性化総合研究所」。

決して器用ではない僕達ですが、真面目に取り組みます。

まだ、始まったばかりの若い事業ですが、皆様のご理解とご協力のもと、役職員一丸となり、「かわらずに、いつもそこにある故郷(ふるさと)」のために活動をしていきます。

 

株式会社地域活性化総合研究所

代表取締役  新沼 謙治